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ごあいさつ

日本インプラント臨床研究会
会長 井汲憲治
日本インプラント臨床研究会会長 井汲憲治

21世紀の医学の進歩には目覚しいものがあります。体性幹細胞を利用した人体組織の再生や、遺伝子治療など、かつては不可能とされてきたことが、実際の臨床で積極的に取り入れられるようになっています。歯科分野においては、治療方法の大きな変革が続いております。それは、従来型の入れ歯法からインプラント(人工歯根)法への流れであり、取り外しの義歯から固定性の義歯の治療法へ、また、歯を削る治療方から歯を削らない治療法への転換であります。

治療の予後に関しても、適切に行われたインプラントは他の治療法と比較して我々の予想を超える程の良好な治療成績を収めております。患者さんの要求ともあいまって、歯の欠損に対する治療方法は、今後ともインプラントを中心に世界規模で変化していくものと予想されます。

しかしながら、インプラント治療は一般的な歯の治療と異なり高度な治療法であるため、治療にあたる臨床医は常に専門的な知識と技術のアップデートを続けなければなりません。日本インプラント臨床研究会は、このような潮流のはるか以前の1973年に創立されました。35年以上の日本で最も長い歴史を持つグループの一つであり、現在までインプラント治療の研修・教育に務めてまいりました。

1980年代までは、主に米国の歯科医と連携しインプラント技術の研鑽をおこなっておりましたが、90年代以降はオッセオインテグレーションの原理に基づいたインプラント治療および周辺技術の研修・研鑽に励み現在に至っております。 加えて、1993年には公益社団法人 日本口腔インプラント学会の指定研修施設に認定され、現在まで多くの指導的な専門医・指導医を輩出しております。

日本インプラント臨床研究会は、高度で良質な、そして何よりも安全なインプラント治療を患者さんに提供するためのインプラント専門医の会として、最高峰の治療を目指して研鑽に励むとともに、日本口腔インプラント学会・専門医(指導医)を育成する教育機関としての活動を更に推し進めてまいります。



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